昨年2月下旬に着工しておりました 「西光寺新納骨堂新築工事」。
1年を超える長丁場となりましたが、新しい納骨堂が完成しました!
正面から見た様子がこちら。
こちらには写っておりませんが、今回建設の新納骨堂の向かい側には2つの旧納骨堂が。
このうち、新しい方のデザインを踏襲した外観となっております。
外壁はコンクリート打放し。
さらに、全面にマイルドプラスターを塗り、ボーダータイル貼り。
屋根は、R付の本瓦葺(段無飛鳥瓦を使用)。
中央からは、白くて丸い筒が飛び出しております。
さて、この筒の正体は・・・
では、内部の様子を見てみましょう。
先ずは入口。玄関は自動ドアとなっております。
すぐ左手には2階へと続く階段・エレベーターが。木目調のエレベーターが落ち着いた雰囲気です。
納骨壇はこのように収まりました。
光がよく差し込み、厳かな中にもあたたかな印象です。
内装の壁には、今はやりの環境にやさしいエコカラットを使用。
300角タイルを全面に貼付け、天井には無垢の木ルーバーを取付け。
すーっとのびるルーバーが目を見張りますし、
差し込む光と相まってよりあたたかな印象を与えてくれます。
こちらは、2階へと続く階段。
ガラス窓からは西光寺全景が見渡せ、その先の花月川まで。
2階の様子がこちら。
納骨壇の色調が変わると、全体的な雰囲気も一気に違って見えますね。
床は、600角タイルの前面張り仕上げ。
窓際にはベンチも。優しい光に包まれるようです。
そして何より、1階・2階ともにとても明るい!
窓から差し込む光はもちろんのこと、建物全体を貫く白い筒からも光が。
実はこの白い筒、天からの光の入り口をイメージしているそうです。
天からの光は2階を通り1階のお内仏様へと届く設計に。
また、お内仏様の線香の煙が筒を通して上へと立ち昇り、天まで昇るしかけにもなっているそうです。
施工は難易度も高く施工精度を要求され、難しい場面に遭遇することもありましたが、
無事に完成することができました。
施主様、門徒の皆様、そして近隣住民の皆様にもご迷惑をお掛けしましたことを、
ここにお詫び申し上げます。たくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。
今後とも末永いお付き合いを、どうぞ宜しくお願いいたします。
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